はじめる株式投資

株式市場は再び暴落する時に慌てない

株式投資をしていると、大体、年に一回か2回くらい、想定外の出来事に遭遇します。米国の同時多発テロや、北朝鮮の核実験、石油問題などの地政学的な要因であることもあれば、原油価格の高騰も想定外だとかんがえられるかもしれません。

株式市場というのは、こういった出来事には本当に敏感に反応します。なぜに投資家はこんなにパニック売りや、狼狽してしまうのか、それは単純に自分の資産を減らしたくないからです。誰しも自分の資産が目の前でどんどん減っていけば、たまりかねて、どうでもいいから売ってしまおうという発想になってしまうのです。心理的にみても、何かしらのリスクが生じると思えば、それよりも安全な投資先へ資金を移動しようという考えが働くのは当然のことです。恐らく、投資家に限らず、万人においてそうではまいでしょうか?ただ、資産運用している人というのは、特にそういった考えが働くのだそうです。

何かしらの株価下落要因が起きた際に、こういった衝動的な行動をとってしまう投資家は、恐らく全体の80%~90%くらいはいるのではないでしょうか?しかし、こういった時に果敢に買いに入る投資家たちもいるのです。

残り10%~20%の投資家たちです。テロや事変などの突発的な出来事による株価下落ちいうのは、一時的なもので終わることがほとんどだからです。ということは、この時期に買いに入れば、短期でりざやを稼げるということになります。

米国同時多発テロにしても、一時的には大暴落しましたが、すぐに株価は回復しています。数か月後には、もう何事もなかったように今までと同じように取引が行われています。殆どの投資家は、下げの最中では、狼狽し、適正な判断を失っているのです。株式市場の暴落や、世界的な政変はいつはっせいするかわかりませんし、予測も不可能です。ほぼ、大多数の勝てない投資家は、株式相場が回復してだんだん上昇するに従って、手持ちの資金を全て使い、買いに入り、果ては信用取引で最高にレバレッジをかけて、取引をします。暴落などの異変が起こった際でも、なにもできずにみているか、信用取引をしている人は、大損害を被ってしまうのです。これが、大多数の投資家の行動パターンだと思ってください。であれば、そえとは、逆の行動をすればいいのです。手持ち資金全部を使って買いに入らず、市場が暴落する時期をまって果敢に買いに入ればいいのです。

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