突撃!カネオくん

NHK 有吉のお金発見 突撃!カネオくん「“夏の風物詩”のおカネ事情に突撃!SP」

夏真っ盛りということで、“夏の風物詩”のおカネ事情を大調査する73分スペシャル!絶叫マシンはなぜ怖い?驚きのカラクリ大公開!最先端コースター登場。新定番・夏マスク、快適&ひんやりのヒミツを徹底調査!フォトジェニック系!?調味料系!?劇的に進化する夏グルメ・かき氷の最新事情。夏休みの工作スゴ腕スーパーキッズ、びっくりアイデア作品の数々!

出演者:有吉弘行 、田牧そら、 大悟(千鳥)、 高畑淳子、 池田美優

オープニング映像。今回は、日本の夏の風物詩のお金のヒミツに迫る。夏の風物詩のお金のヒミツ 73分スペシャル!

スリル満点!ジェットコースターのお金のヒミツ

夏のお出かけの定番 遊園地の目玉・ジェットコースターのお金のヒミツに迫った。やって来たのは、人気の高いジェットコースターを数多く揃える山梨県の遊園地。遊園地の中でも一番人気なのが、キング・オブ・コースターとも称されるFUJIYAMA。全長2045mにもなるこのジェットコースターの総工費は約30億円。人気の裏には高い所から落ちるだけではなく、スリルを際立たせ、人々を虜にする工夫がされている。そのヒミツを教えてくれるのが、心理学者の川合さん。ジェットコースタースリルのヒミツの1つめは「焦らし」。急斜面をのぼった先の平坦な部分が恐怖を際立たせているという。ジェットコースタースリルのヒミツの2つめは「エアタイム」。エアタイムとは、人に恐怖を強烈に植え付ける無重力状態。ジェットコースターのコースはエアタイムをいかに入れ込むかを考えて造られているという。FUJIYAMAのエアタイムポイントは10か所。三重県の遊園地に登場した総工費約28億円の白鯨はエアタイム状態で30度回転する「ゼロGロール」が組み込まれている。ひねり回転で発生する遠心力を利用することで無重力状態が約2秒間続くという。ジェットコースタースリルのヒミツの3つめは「迫りくる障害物」。マレーシアにはショッピングモールの中を疾走するジェットコースターが存在。壁や天井との距離が近く、スリル満点。しかし、2006年に日本は、建築基準法改正により、高さ60m以上のジェットコースターをつくるには、鉄骨を増やしたり太い柱を使わなければならないなどのルール変更があった。その結果、FUJIYAMAのように高さがある大規模なジェットコースターの製造費用は大幅に増加。

突撃!夏の風物詩お金のヒミツSP

本日のゲストを紹介。ジェットコースターについて聞くと、高畑さんは「1回だけ乗ったが怖くてもう十分でした」、池田さんは「大好き」、大悟は「ジェットコースターは嫌いですね。番組で乗せられ、ちゃんと大人になってから泣きました」。

劇的進化!ジェットコースターのスリルのヒミツ

2006年の建築基準法の改正を機に、ジェットコースターは、高さだけでなく様々な方向へ進化し、さらなるスリルを実現。詳しく教えてくれるのは、ジェットコースター愛好家の渡邉さん。渡邉さんは国内外合わせ200以上の絶叫マシンに搭乗している。ジェットコースターさらなるスリルの1つめは「コースの先が見えない」。高飛車はコースの先が見えない構造になっていて、落下する際の角度は121度。台湾の遊園地には、レールが切れておりコースターごとに連結して再出発するというジェットコースターが存在する。ジェットコースターさらなるスリルの2つめは「座席が超不安定」。ええじゃないかは、靴を脱いで乗り、足は宙に浮いてブラブラ状態。しかも、座席が縦回転するという仕組みになっている。
キーワードええじゃないかスチールドラゴン2000台湾(中国)建築基準法改正高飛車

ジェットコースターの歴史は、1884年のアメリカ・ニューヨークに登場したものが起源といわれていて、横向きに座る長椅子状の乗り物が全長137m・速度10kmで滑り落ちていく乗り物だったという。日本でも、1890年、東京・上野の博覧会で最初のコースターが登場。当時の名称は「自動鉄道」だったという。1955年、後楽園ゆうえんちに登場したコースターから、ジェットコースターの名前が定着した。当時の乗車料は1回50円(今の価値でいうと約1000円)。

「FUJIYAMAが登場した時、近くの自販機に売られていたものとは?」という問題が出題された。正解は「パンツ」。FUJIYAMAができた当初、スタッフたちはあまりの恐怖にお漏らししてしまうお客さんがいるんじゃないかと考え、コースターのすぐそばにパンツの自販機を設置していたという。実際に買っていくお客さんもいたという。

劇的進化!ジェットコースターのスリルのヒミツ

その後も様々なカタチで進化を遂げてきたジェットコースター。そんな中、すべての恐怖を兼ね備えた最新コースターが登場。それは長崎の遊園地にあるVRジェットコースター。高さ300m・時速270km・全長3000mという現実ではありえないコースをVRで実現した未来型のジェットコースターで、実際の映像に合わせて座席が前後左右上下に動き、風も当たって臨場感抜群。

注目!今年の必需品マスクのお金のヒミツ

猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、街ゆく人に欠かせなくなったマスク。マスク市場は爆発的に拡大。ことしの国内家庭用マスクの総売上は、去年の約350億円をはるかに超え、1000億円を超えるのではという試算も。蒸し暑い夏にも快適な夏マスクのヒミツに迫った。
夏マスクを作っているという京都の和装小物の製造 兼 問屋の会社にやって来た。ここで作られている夏マスクは、普通のマスクと比べると2℃近くも口元の温度に差が。値段は1枚1650円。少し値が張るにもかかわらず、3週間で5000枚が完売。コロナ禍で客足が遠のく中、発売後3週間で825万円を売り上げたという。この夏マスクには、着物の下に着る肌着の襦袢が使用されている。
「襦袢にも使われている生地には何が含まれているでしょうか?」という問題が出題された。正解は「キシリトール」。キシリトールは、水と反応して熱を吸収する効果がある。10回洗濯してもキシリトールの効果は続くという。

ひんやり快適!夏マスクのお金のヒミツ

続いて、福井県の明治20年創業の寝具メーカーにやって来た。この会社では、水にぬらして使うマスクを製造している。価格は990円で、すでに26万個以上が完売している。水は蒸発するときに周囲の熱を奪う作用(気化熱)を利用したもの。このマスクは全て手作り。一人で多いときには約600個ものマスクを作るという。
ひんやり快適!夏マスクのお金のヒミツ/注目!マスクのお悩み対策グッズ

スタジオに、キシリトール配合マスクとぬらして使う夏マスクが登場。出演者らが体験した。キシリトール配合マスクは「触った段階で涼しい」いった声があがり、ぬらして使う夏マスクは「ひんやり感は伝わる」などといった声が。また、高畑さんはメイクがマスクについていないと驚いていた。現在、マスクで耳の後ろが痛くなるという悩みを解決するため、マスクバンドや貼るマスクなどが登場している

夏のグルメ!最新かき氷のお金のヒミツ

夏の定番グルメ・かき氷のお金のヒミツに迫った。かき氷の最新トレンドは「”あまじょっぱい”がキーワード!調味料系かき氷」。岩塩入り黒ごま氷(1300円)・ペッパーブルーチーズ(1400円)・信玄餅風のかき氷(1300円)など調味料を使ったかき氷が、現在大人気となっている。それらのかき氷のおいしさの源ともいえるのが氷。家庭用製氷機の氷は空気やミネラルなどの成分が一緒に凍ってしまうため白く濁ってしまうが、専門店の氷は不純物を含んでいないため透明。不純物を含まない氷は、水の分子の結びつきが強く、普通の氷よりも硬い。また、不純物を含まない氷には大きく分けて天然氷と純氷という2種類がある。詳しく教えてくれるのは、天然氷作りの名人・山本さん。天然氷とは自然の寒さで作る氷のこと。気温が氷点下を下回る11月中旬から氷池と呼ばれる池に山水を引き込み凍らせていくが、凍り方にムラがあったりゴミが入った場合はイチから作り直し。じっくり待つこと2~3週間、ようやく氷ができる。水は氷になる過程で不純物を押し出しながら凍っていくが、家庭用の冷凍庫の場合は急速に凍らせるため不純物の押し出しが間に合わず氷の中に空気などの不純物が残る。氷池全体で約40tの氷が作れるが、かつて約500軒あった蔵元は今では数軒だけで、ことしの天然氷は昨シーズンの暖冬により製造量が例年の3分の1と少なく価格が高騰している。例年、1貫目(3.75kg)3000円のものが、約6000円にもなっている。一方、かき氷屋の9割以上が使用している純氷。その作り方を兵庫県の製氷会社で見学すると、アイス缶と呼ばれる製氷容器に地下から汲み上げた水を入れて-13℃ほどの塩水プールに沈めて48時間凍らせて純氷を作っていた。ここで製造されている純氷は一貫目が500円とリーズナブル。年間売り上げは20億円にものぼっている。

夏のグルメ!最新かき氷 おいしさのヒミツ

最新かき氷について、有吉さんは「ついていけない」、高畑さんは「おばちゃんにはわからないわ~」

「天然氷を作るようになったのは奈良時代。では『かき氷』自体は日本でいつごろから食べられていた? A・平安時代、B・戦国時代、C・明治時代、D・昭和(戦後)」という問題。正解は「A・平安時代」。清少納言の「枕草子」にも天然植物のシロップをかけたかき氷が最も上品なものとして登場している。出演者らが正解したため、スタジオでみそ氷を試食した。

夏休みの工作の最新事情

夏休みの工作の最新事情に迫った。小学生の工作が実際に商品化されたケースもあるといい、現在19歳の中野さんを訪ねた。中野さんの発明は、サランラップの端が見つからない問題を解決するもの。ラップを紐の上にかぶせることで摩擦が生じ、ラップを巻き戻りにくくしてくれるという。この工作は、地元の町田市で表彰され、都庁に展示。すると、たまたま展示会に来ていたラップメーカーの社員がびっくり仰天。メーカーからのオファーを受け、中野さんが中学2年生のときに商品化が実現。「ラップもどりま線」という名で330円で町田市や神奈川県で限定発売しているという。売り上げは何と100万円に達するも、中野さんは困っている人たちのために作ったものとしてお金は受け取っていないという。

「この3枚の厚紙はアイデアグッズとして商品化されていますが、一体どうやって使う?」という問題。正解は「ハンガー」。新幹線の前の座席のフックにかけて使える組み立て式ハンガーだという。

小学生の工作から生まれたアイデア商品

まひるちゃんが組み立て式ハンガーを思いついたのは、おばあちゃんの家に向かう新幹線の中でカーディガンを掛けようとしたが窓側にはフックがあるのに通路側にはフックがなかったことを不便に思ったからだという。このハンガーはオンラインショップで1300円で売られている。

夏休みの工作の最新事情

夏休みの工作について、有吉さんは「僕らのとき、あんなのいなかったけどね」、高畑さんは「竹串で虫かご作ったり、卵のからをつぶして立体絵を作った。

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