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信用倍率を見て株価の動きを知ろう

信用取引に関連して、各銘柄に信用倍率という数値があります。信用倍率とは、信用買い残と信用売り残(カラ売り)の比率を指します。全体の平均値は約4倍と言われ、理由は後述しますが、株価の上昇に対して、これが低ければ低いほど株価の動きが軽く、高ければ値動きは重くなります。

信用倍率は、信用買い残÷信用売り残で計算されます。ですから、信用買い残   が多ければ多いほど、信用倍率は高くなります。また、信用買い残より信用売り残が多かった場合、信用倍率は1以下の数字になります。信用売買(信用取引)とは簡単にいうと、証券会社に借金をして、金利を支払うことによって自分の資金の3倍ぐらいの株式の売買ができてしまう取引の方法です。 この信用売買で売買された株数が信用買し噴と信用売り残です。

信用取引で売買された株は、ある一定期間内でそれぞれ必ず反対売買しなければなりません。信用買いされた株は、ある一定期間内に必ず売らなければなりませんし、信用売りされた株は、ある定期間内に必ず買い戻さないといけません。

ある一定期間とはおおむね 6ヶ月ですが、証券会社によって異なるようです。このことが、株価上昇に大きく影響を与えます。信用倍率が大きい銘柄、つまり信用買い残が多い銘柄は、「いつ売ってやろうか」と待っている人が多い銘柄ということになります。しかも信用売買をする投資家は、取引に時間的な縛りがあるため、短期売買をする傾向があります。そのため、株価が上昇したらすぐに売りに走りやすく、これが 株価の上昇に対して重しになってしまうのです。

信用倍率がOから4 倍程度の銘柄なら、値動きも軽く株価上昇も期待できます。しかし、1 0倍も20倍もあるような銘柄は、株価が上昇したらすぐに売られてしまい、なかなか株価が上がらないような状況になってしまいます、ですから銘柄を選ぶ際には、可能な限り「信用倍率の低い銘柄」を選ぶ方が、株価の上昇が軽く有利なのです。

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