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今買うなら小型株と割安株

小型株と割安株どちらがいいの?

一般に、低PER銘柄や低PBR銘柄は、高PER銘柄や高PBR銘柄にくらべて小型株(時価総額の小さな銘柄)が多くなります。また、小型株は大型株よりリターンがいいことが実証されています。低PBR及び時価総額とリターンとの関係について、時価総額が同じでも、PBRが低い銘柄ほどリターンが良いことが分かっています。PBRおよびPBRと時価総額の関係について検証を行い、大型株より小型株のほうがリターンは良いという点、低PBR、PERのほうがリターンに対しておおきな影響がある点を明らかです。小型株・低PBR銘柄と大型株・低PBR銘柄では、平均リターンは殆ど差がありません。しかし、小型・低PBR銘柄では、リターンがマイナスの銘柄数はプラスの銘柄よりもはるかに多く、小型株・低PBR銘柄は当たれば大きく宝くじのようなものである事がわかります。大型株・低PBR銘柄でも、リターンは、平均以上になっていますが、小型株ほど極端な差はなく、銘柄による当たりはずれの程度は小さくなっています。したがって、小型株という理由だけで、銘柄選択をするのは危険だといえます。

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